誰に向けて、何を伝えたいのか。
その情報は、どんな順番なら届くのか。
現場で感じた空気や、相手の言葉に宿る思いを、どう伝えるか。
伝えるために、私たちは足を運び、話を聞き、写真に収めます。
見た目の美しさだけでなく、言葉や構成、写真の1 枚にも、理由と意図があります。
「整える」のではなく、「設計する」。
それが、私たちの企画・編集です。
取材で引き出したエピソード、撮影で捉えた瞬間、
情報の重なりや空気感を見逃さず、
構成の流れとして、読み手の中に届けるかたちを組み立てていく。
言葉の選び方、見出しの切り方、余白の使い方──
ひとつひとつに「考えた理由」がある。
それはすべて、伝わるための設計です。
ときに要素を削り、
ときに順番を組み替え、
ときに「そもそも何を伝えるべきか」まで立ち返る。
そうして見えてくる、本当に必要なかたち。
編集とは、ただ情報を整えることではありません。
「何を伝えるべきか」ではなく、
「どうすれば届くか」を探ること。
一度読まれたあと、もう一度ふと読み返したくなるような、
そんな「心の残り方」まで設計できたとき、
私たちは、ようやく伝わったのだと実感します。
私たちは、伝える前の「構造」を編み出す編集チームです。
言葉と構成と順番で、
「伝わる」をつくります。
一人一人が自分の色を持ち、
ワクワクするもの、カッコいいもの、
可愛いもの、役に立つもの…
そんな、誰かの嬉しいを、
アタマとココロでかたちにします。
関わるすべての人やまちを、
ちょっとだけ明るく、
あたたかくしたいと思っています。
ライツ・ラボとの出会いが、
価値ある出会いになりますように。














