グラフィック実績
広島女学院中学高等学校
創立140年を超える広島女学院中学高等学校の学校案内をリニューアルしました。
同校が大切にしてきた教育理念や学びの魅力を、必要以上に装飾することなく、誠実に伝えることをテーマにデザインを設計。写真は過度なレタッチを行わず、イラストも手描きによる表現を採用することで、生徒たちの日常や学校の空気感が自然に伝わる一冊を目指しました。
制作では、学校が長年課題としていた教育コンセプトの再編集にも取り組みました。先生方へのヒアリングを重ねながら、建学の精神や学びの価値をあらためて整理し、受験生や保護者に伝わりやすい言葉と構成へ再構築しています。
表紙は、満開の桜と校舎が美しく調和するタイミングを捉えて撮影を実施。さらに、140年にわたり受け継がれてきた初代校長の言葉「Chest up!(胸を張って)」を金箔で表現し、ページを開く瞬間から広島女学院らしさを感じられる演出としました。
誌面では、卒業生でもあるイラストレーター・みしまゆかりさんによる水彩画を掲載した教育コンセプトページや、活動写真を印画紙風に見せるグローバル教育ページ、学校生活の中で自然に制服の魅力を伝える制服紹介ページなど、一つひとつの表現に意味を持たせながら構成しています。
学校の歴史や伝統を大切にしながらも、未来へ向かう学びの姿を等身大で伝える学校案内となりました。