ロゴ実績
はつはな果蜂園
広島県廿日市市大野町を拠点に、養蜂と柑橘栽培の二つの事業を展開する「はつはな果蜂園」。自然の恵みを生かした“味わい”を届けるブランドとして、ロゴマークの制作を担当しました。
モチーフは、万華鏡と蜂の巣穴。モザイク状に並ぶ六角形は、ミツバチの巣の構造であると同時に、花畑を覗き込んだときの万華鏡のような景色を表しています。角をやや丸めることで人工的になりすぎず、自然のやさしさと有機的な広がりを感じさせるデザインに。一見すると花にも、果実の断面にも見える構成で、「自然の息づかいをそこかしこに感じられる風土によって、はつはな果蜂園の“味わい”を育む」というブランドコンセプトを視覚化しました。
また、六角形の集合体は、養蜂の巣箱や出荷箱をも想起させ、「育てる」「届ける」「つなぐ」という同園の営みを象徴。見る角度によって印象が変わる、多層的な意味を持たせています。ブランドの多様性と自然への敬意を、シンプルで印象的な形に凝縮しました。
なお、ロゴ制作と並行して、ブランドの世界観を伝えるウェブサイトも合わせて構築しています。
https://hatsuhana888.com/