ロゴ実績
農事組合法人ファーム・おだ
東広島市河内町小田地区の農事組合法人ファーム・おだは、「ふるさとを守りたい」という住民の強い想いから2005年に誕生しました。冷涼な気候と清らかな水に恵まれた小田の里で、地域に暮らす人々が力を合わせて農業を営み、美しい田園風景を次世代へと受け継いでいます。いまでは県内最大規模(104ha)の農地を誇り、地域の暮らしを支える存在としてお米や野菜の栽培、加工・販売、直売所「寄りん菜屋」の運営など、地域一体の農業を展開しています。
今回制作したロゴマークは、そんな「地域の絆と誇り」を象徴するデザインです。ファーム・おだという農家の集合体を一つの「旗」として捉え、13の集落(土地)を示すブロックを組み合わせて構成。風を受けてたなびく旗のフォルムは、地域の人々が一丸となり、未来に向かって進む姿を表しています。緑豊かな山々と澄んだ水の恵みのもと、農業を通じて小田の暮らしを支え続ける「誇りと希望の旗印」です。
ファーム・おだは、農薬や化学肥料の使用を抑えた特別栽培米にも挑戦し、「安心!広島ブランド」の認証を取得。また、農研機構のスマート農業実証プロジェクトにも参画し、ICTを活用した新しい米づくりを進めています。伝統行事が息づく地域の温かい結びつきと、最新技術を取り入れる先進的な姿勢。そのどちらも、このロゴに込められた“共に生きる力”を象徴しています。
一人ひとりの思いが集まり、一枚の旗となってひるがえる。
ファーム・おだのロゴは、そんな地域の絆をかたちにしたシンボルです。