科学と社会をつなぐ。 知のアンテナを象るロゴマーク。

公益財団法人科学技術広報財団は、科学技術に関する広報・普及活動を推進し、社会と科学をつなぐ架け橋として活動する団体です。科学技術振興に関する表彰事業や調査研究、シンポジウム・講演会などを通して、科学技術の発展とその社会的理解の促進を目指しています。

今回制作したロゴマークは、その名称の略称「PCOST」に込められた意味を造形として表現したものです。PCはPublic Communication（広報）、STはScience & Technology（科学技術）を意味し、その二つをつなぐ「O」をアンテナのモチーフに見立てました。両側へ伸びるラインは、科学技術の情報を収集し、社会へと発信していく双方向の流れを象徴しています。

科学技術の世界で生まれる新しい知識を、広く社会に伝えていく。ロゴ全体の構成は、そのダイナミズムと中立的な立場を併せ持つ、公益財団法人としての姿勢を体現しています。シンプルでありながらも明確な構造が、「科学をひらく」「未来へつなぐ」という使命を視覚的に伝えるデザインです。