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移動が、働く時間を変えていく。 S Work車両で叶える、新幹線ワークスタイルの新提案。

新幹線PR「知らんかった。」

西日本旅客鉄道株式会社/株式会社JR西日本コミュニケーションズ 中国支社

広島―東京間を結ぶ新幹線。その速さと快適さを、より多くのビジネス層に届けるために展開された広告プロモーションです。
広島から東京へ最速3時間43分、1日46本という圧倒的な運行本数を誇る新幹線。移動の利便性に加え、のぞみ号の一部に設けられた「S Work車両」では、座席での通話や高速Wi-Fi、パーティション付き座席、個室ワーキングスペースなど、まるでオフィスのように快適に過ごせる環境が整っています。移動時間を「休息の時間」から「生産の時間」へと変える、新しいワークスタイルの提案を目的としました。

これらのサービスを「知っているようで知らなかった」という層にも届くよう、親しみやすく印象に残るコミュニケーションを設計。単に利便性や機能を並べて紹介するのではなく、「こんなサービスがあったなんて知らんかった!」という驚きと共感を引き出す表現にこだわりました。ユーモラスなイラストと広島弁(山口版は山口弁)を掛け合わせ、思わずクスッと笑いながら読み進められるトーンで構成。堅くなりがちな交通広告に「人間味」と「親しみ」をプラスしました。

また、紙媒体だけで完結させるのではなく、二次元コードを掲載して専用WEBページへ誘導。デジタルへと接続する導線を設けることで、より詳しいサービス紹介や利用予約ページへのアクセスを促し、リアルとオンラインの両面から利用促進を図っています。

新聞(5紙7種)をはじめ、車内吊り、駅ポスター、デジタルサイネージ、バス停広告、本通りアーケード幕、WEB、SNSなど、幅広いメディアで展開。各媒体の特性に合わせてビジュアルとコピーを最適化し、出張や移動の多いビジネスパーソンの目に自然に届くよう設計しました。特に駅構内や車内といった移動空間での露出効果は高く、S Work車両の認知拡大と利用促進に大きく貢献しました。

新幹線での移動時間を「もっと有意義に」「もっと自由に」。
仕事の効率化だけでなく、働き方そのものを豊かにする――そんな新しい移動の価値を伝える広告展開となりました。

《JRおでかけネット内特設ページ》
https://www.jr-odekake.net/shinkansen/shutoken/

第45回(2024)広島広告企画制作賞 新聞・雑誌広告部門 単発(単一広告主)広告の部「金賞」受賞

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