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豊かな海が、牡蠣を育てる。 「生で食べたい」を叶える、誠実なサイトに。

「かきアイランド」サービスサイト

有限会社長船養殖場

長船養殖場は、瀬戸内海に面した広島県江田島市で牡蠣の養殖を行う生産者です。プランクトンや魚など、たくさんの生き物が暮らせる「豊かな海」にこだわり、その海の力を生かして栄養とうま味をたっぷりたくわえた牡蠣を育てています。さらに、地下からくみ上げた清浄な水で48時間かけて牡蠣を浄化し、「生でも安心して味わえる牡蠣」を届けるという、手間を惜しまない姿勢が長船養殖場の大きな特長です。

今回制作したウェブサイトでは、この「豊かな海」と「浄化」への徹底したこだわりを軸に、視覚・言葉・構成のすべてでブランドの本質を伝えることを目指しました。単なる商品紹介ではなく、海と人の関係性や生産者の哲学を「読ませるコンテンツ」として構成。写真も牡蠣そのものだけでなく、育まれる海や光の情景をふんだんに使用し、見る人に“瀬戸内の気配”を感じてもらえるように設計しました。

また、訪問した瞬間から「海の存在」を感じられるよう、タイトル部分には水のゆらめきを想起させるタイポグラフィを採用。コンテンツの切り替え部分には瀬戸内のさざ波を表現し、ページ全体に「海とともにある」ブランドイメージを漂わせています。さらに、生食文化を支える安心・安全を伝えるため、「牡蠣の検査結果」や「生食専用レシピ」を掲載し、閲覧者が安心して“生で食べたい”と思える導線を重視しました。

あわせて、横たわる牡蠣のシルエットをモチーフにしたロゴマークも制作。牡蠣の形そのものが「O」を描きながら、瀬戸内の島々と太陽を思わせる構成とし、空・島・海がひとつのかたちに収まる象徴的なデザインとしました。穏やかな瀬戸内の風景と、人の営みを静かに語りかけるロゴです。

長船養殖場が大切にする「豊かな海で育む生食の牡蠣」という信念を、言葉とデザインの両面から表現したウェブサイトです。
詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。

https://osafune.com/

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