ライツ・ラボ

ロゴ実績

つながりが生む、知の彩り。 心を動かす文化の輪を、ひとつの形に。

ネットワークロゴマーク

千代田ミュージアムネットワーク

千代田ミュージアムネットワークは、東京都千代田区内の博物館・美術館・図書館・文書館など、館種や設立母体の異なる34館が参加する文化団体です。2003年の発足以来、「知的資産の共有と活用による文化・芸術の振興」を目的に、展示や講座、教育連携など多彩な活動を展開してきました。20周年を迎えた節目にあたり、組織としての一体感を高め、区民や来訪者に親しみをもって認識されるシンボルを新たに設計しました。

ロゴデザインは、「つながり」「都市」「多彩」という三つのキーワードを軸に構成しています。C(CHIYODA)、M(MUSEUM)、N(NETWORK)の頭文字を組み合わせてハートをかたどり、千代田という地で育まれてきた“人と文化のつながり”を象徴しました。ハートを彩る三色にも意味が込められています。グリーンは皇居や付属庭園などの豊かな自然、レッドは歴史や伝統を受け継ぐ文化の情熱、ブルーは都心でありながら時代の最先端を歩む知性と創造性を表現しています。

これらの要素が交わることで、千代田区という都市の多層的な魅力と、そこに息づく文化の広がりをひとつの形に凝縮。ハートの柔らかな曲線には、人と人、人と文化をつなぎながら、未来へと継承していく思いが込められています。

また本ロゴは、ポスターやパンフレット、Webサイトなどの各媒体で使用されることを前提に、視認性と汎用性の高いシンプルな構成を採用。どのシーンにおいても、千代田区の文化的な懐の深さと、人の心に寄り添うあたたかさを感じられるデザインとしました。

多彩な館が響き合い、文化の光が人の心を照らしていく――。
新しいロゴマークは、千代田ミュージアムネットワークがこれからも続けていく「知と感性のつながり」を象徴しています。

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