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2025.09.03

鹿肉とハーブのペットフード「KELLY’S KITCHEN」パッケージ

オーロインターナショナル

CREATION STAFF
CREATIVE DIRECTION 吉川 富美子
DESIGN 吉川 富美子
COPY WRITING 吉川 富美子
COPY WRITING 加藤 祐子

[常温食品]ごはんとおやつ―自然の力をビジュアルで語る、生命感あふれるパッケージデザイン

自然のちからを、鮮やかに描いたエネルギッシュなパッケージデザイン。
本作は、鹿肉とハーブがもたらす命のエネルギーを、色彩によって直感的に表現しました。

中央に描かれた鹿は、素材そのものの象徴であると同時に、食べたペットの変化や躍動感までもを投影した存在です。角には芽吹いたハーブを携え、跳ねるように前進する姿が、「自然を取り入れることで元気になる」生命回復の物語を描き出します。

背後には、補色で構成された放射線が広がり、内側から光を放つように命が目覚める瞬間を象徴。目を引く鮮やかなカラーリングは、「食べることは生きること」というメッセージ、すなわち“野生の再起動”を感覚的に伝えます。

ブランド名や部位情報は構成の軸に配置し、シリーズ展開にも対応可能なリズム感と視認性を両立。
KELLY’S KITCHENの掲げる「エネルギー・鮮やかさ・希望」を視覚で表現した、生命感あふれるパッケージデザインです。

[第15回HADC審査会 特別審査員賞 宮田裕美詠賞受賞作品]

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鹿ロゴ
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[冷凍食品]カラーベタとラインで商品の展開を見せるパッケージ

アレルギーを持つご自身の愛犬をきっかけでブランドを立ち上げられたということで、鹿とハーブ、という極力シンプルな商品づくりをされています。
その商品がしっかりとひきたつよう、チャック袋にシンプルなラベルでパッケージを制作しました。
ベースカラーは漢方の5行である「木(緑)」「火(赤)」「土(茶)」「金(黄)」「水(青)」に色彩心理学的に「癒しの色」とされている紫を加えています。配色は①②④⑤については商品のカラーになぞらえています。③は「御馳走」とのことなので高貴なカラーである紫を、⑥についてはガムを集中して食べるイメージで集中力を表す青色を当てはめました。
品名の下のラインは製品ごとに変えています。現在は商品をどことなくイメージさせるものにしています

[ブランドについて]
KELLY’SKITCHENが提供するのは広島の自然が育てた鹿肉と周防大島産のハーブで作られた、日本で暮らすペットのための食べ物。ハンターの方から譲り受けた鹿を余すところなく有効活用し、消化や滋養に焦点を当てたハーブを組み合わせています。
鹿肉は高タンパク質で低脂肪な上にアレルギーリスクの低い食べ物。さらに日本の四季に合わせてハーブを調合した動物用のフードです。もちろんそれらを食べることですぐに病気が治るなどの即効性の効果はありません。ただ、わたしたちと同様に日々の食べ物で彼らの体は作られます。人とともに長く暮らすからこそ、いつまでも元気でいてほしいあなたの「大切な家族」へ贈りたい良質な食べ物です。

アートボード 4@2x-100
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制作メンバー

その他の実績

広島の企画デザイン制作会社「中本本店ライツ・ラボ」

© LIGHTS LAB. NAKAMOTOHONTEN.Corp