生き物たちと共存してできた希少なエクストラバージン ティーシードオイル
広島県世羅郡世羅町にあるHIROSHIMA TEA FARMの茶畑は、農薬も肥料も一切使用していません。
そこで作られるお茶の種から抽出したオイルの商品化にあたり、外箱とラベルのデザインをそれぞれ提案しました。
クライアントより「デジタルではなくアナログなイメージ」というご要望があり、全面イラストに仕上げています。
普段あまり目に触れられることのない茶種を最も目立つ黒で描くことで、ターゲットの興味と目を引くアイキャッチ効果を狙いました。
(茶種は実寸サイズで描いています。)
そして、その茶種を引き立てるように茶葉が茂り、その中には全5種類の動物たち(イノシシ、タヌキ、ウサギ、シカ、キジ)も隠れています。
すべて実際に茶畑に現れる動物たちで、茶葉とともにそれらを緑で描くことで、この茶種の育った背景を表すとともに、無農薬で育てられたからこそこれらが共存している様を表現。
また、イラストはデッサン風のタッチで描くことで、「ティーシードオイル」という普段馴染みのないものの説明をするとともに、その特別感とお茶の繊細な風味を表しています。
今回パッケージは3種類制作(中身は変わりません)。
店頭などに並んだ際に1つの絵として見えるので、縦に細長いパッケージに横の広がりが生まれます。
また、パッケージに現れる動物が変わるので、気付いた消費者が好きな絵柄を選べるよう遊び心をプラスしました。