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2025.04.30

日本酒 一味神水 ラベル

株式会社FARMRES PROFIT

CREATION STAFF
ART DIRECTION 竹内直人
DESIGN 竹内直人

新たな挑戦から生まれた日本酒の世界観を表現するデザイン。

日本酒のラベルデザインと瓶とキャップのセレクトなどトータルディレクションを担当させていただきました!こちらの日本酒は新たなチャレンジから誕生した逸品です。その壮大なプロジェクトをデザインに落とし込むには、完成までに長い時間を要しました。デザインの総監修は空鞘稲生神社の禰宜 内田さん。神主が書いた商品名をど真ん中にストレートに配置し、用紙も大礼紙を使い、インキも朱赤やゴールド表現を使うことで神社感を押し出そうとしていました。ただ店頭で他の商品と並べられた時の差別化をしたい、そしてプロジェクト自体チャレンジングなもの。デザインももっと尖ってていいのではないか?となり、「余計なものを極限まで削ぎ落としたデザインはできないか?」という方向性にシフトし、ゼロから再構築しました。ラベル用紙はフワっと優しくお米のように純白な「和紙コットン」を採用「一味神水」を象徴する“盃”のシルエットは、キラリと光るクリア 箔で瑞々しさを表現。瓶を正面からみた時にその他の余計な情報が視界に入らないよう、空間設計にもこだわりました。瓶は 霧がかった印象のフロストガラスを、キャップはツヤ消し銀に白く塗装されたものを採用しました。この“究極の引き算”とも言 えるデザインによって、神聖な佇まいを表現することにたどり着きました。

●日本農業新聞の記事がYahoo!ニュースにピックアップされていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2d28bc1f8542da111f63cc78ad278d36351c50c

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一味神水プロジェクトとは
日本の伝統文化を次世代へとつなぐプロジェクト。杜氏・農家・神主という異なる世界の若き担い手たちが力を結集し、新たな挑戦として生み出した日本酒、それが 「一味神水」 です。その名の由来は、神社の境内など神前に集まり、ひとつの盃に注がれた神水(神酒)を一同で回し飲みし一致団結を誓い合う儀式が「一味神水」。この精神こそ、本プロジェクトを象徴するものとして命名されました。空鞘稲生神社さんの三柱、宇迦之御魂神・宇氣母智神・和久産巣日神の御祭神は、〝五穀の神様〟として有名です 。田植えの時から祈願し、お酒の仕込みにも参加。出来上がったお酒も神前で清めお祓いをすることで「一味神水」は完成します。

使用する酒米は、無農薬・化学肥料不使用で育てた「春陽」。環境負荷を抑える持続可能な農法が評価され、農林水産省の認証を取得。星3つの高評価を受けたお米が、杜氏の手によって美酒へと昇華しています。本来「春陽」は食用のお米で、日本酒として使用することは珍しいのです。精米歩合70%にすることで「春陽」が醸し出すのは、まるで ソーヴィニヨン・ブランのようなライチや白ブドウを思わせる香り。低タンパク米ならではの雑味の少なさが、洗練されたキレの良い後味を演出します。

農家が大地で育み、杜氏と蔵人が酒へと昇華させ、神主が清める——。このお酒には、日本の伝統文化を受け継ぐ若者たちの情熱と挑戦が詰まっています。新たな風を吹き込む一杯 「一味神水」をぜひご賞味ください!!!限定700本の販売です。

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制作メンバー

その他の実績

広島の企画デザイン制作会社「中本本店ライツ・ラボ」

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