“おじさん”が『刷レンジャー』に決まり、さあグッズを作ろうと見積もりを出したものの、コストの壁に激突した商品開発Aチーム。仕様を変更したり、商品そのものを変更しても、なかなか説得力のあるものにならず途方に暮れる日々を送っていました。
そんなある時、プロジェクトの統括管理である部長から1件のメッセージが届いたのです。
「いいことを思いついたので、話がしたい」
…なんだろう、“いいこと”って。それって本当に良い事なのだろうか。“いいこと”という言葉に含みがある気がして…なんだか怖い。
そんなことを思いながら迎えた、話し合いの場。
「『刷レンジャー』は商品開発ではなく、ライツ・ラボのwebサイトのコンテンツにしたらどうだろう」
つまり“いいこと”とは、webサイト上に毎週『刷レンジャー』の4コマ漫画を投稿し、サイトに訪れた方が楽しめるコンテンツを提供するということ。私たちは新たな使命を与えられたのでした。
その後会社のえらい方々にプレゼンを行い、無事承認を得られました。これによりプロジェクト本格始動です。私たち商品開発Aチームは、新たに『週刊刷レンジャー編集部』として活動することになりました。
いつの日か『刷レンジャー』が、ライツ・ラボwebサイトに訪れる“きっかけ”になったらいいなぁ…。夢がまた一つできたのでした。