断裁機の刃に加わる力は、
なんと最大4t。
…重すぎてピンとこない。
そもそも刃の力なんて考えたこともなかったので4tと知った途端に、断裁機に置かれたこれから切られる紙が気の毒になってきました。
4tの力で、ばさっと切られる紙からしたら、痛ッ!で済むどころじゃない(はず)。
さてさて紙に思いを馳せるのはこれぐらいにして、今日は刃の力の話をします!
4tは、あくまでも最大の力です。普段の仕事では2tから2.5tの力を刃に加えて断裁しています。
(4tからしたら弱そうですが、2tもなかなかです。2tトラックが頭上から降ってくるイメージでしょうか。)
この力は紙の種類によって変えていて、
ミラーコートのようなツルツルした紙はしっかりと力を加えて断裁します。力が足りないと崩れてしまい変なところで切ってしまうからです。
この力加減は、経験しながら覚えていきます。
「40何年もやっとったら、もう両手で足りないぐらい失敗しとるわ。」
そう呟くのは、あとがきのレギュラーになってきた断裁担当のT本さん。
毎朝「おはよぅっす。」と挨拶してくれます。
そして雨の日も風の日も自転車通勤です。(本人曰く、ゆっくりとしたスピードで来るから危なくないとのこと)
あともう少しT本さんのお話を書きたいところですが、あとがきの更新が滞っているので、今回はこの辺で。
次回の漫画もお楽しみに!
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