こんにちは
LIGHTS LAB のライターかとうゆうこです。
かとぅーとでも呼んでください。
七転び八起き(ななころびやおき)
七転八起(しちてんはっき)
何度失敗してもくじけずに立ち上がる!
どんなにつらくても負けない!
そんなたくましい言葉です
この言葉について
「7回転んだら起き上がるのも7回では?」
という疑問を抱いたこと
もしくは聞いたことはありませんか
なぜ8回?
いくつかの説を紹介します(=^x^=)
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【①そもそも起きてないと転べないでしょう説】
1回目に転ぶ前には「起きている」ことが前提
だから最初に転ぶ前の「起」を1回と数えて計8回目の「起」ということなのですね
「再起」という言葉がありますが
これは「一度くじけたところから再び起き上がる」ということです
「再び起きる」ということは「もともと起きていた」ことが前提
なので一度くじけて再起する時は「二度目の起」
さらに深い解釈として
人は生まれてすぐには起き上がることはできません
周りの人に支えられて立ち上がることから一歩を踏み出します
初めての「立つ」を含めて「八起き」となるのです
この説を「はじめてのおつかい」で表すと
「七おつかい八帰宅」となり
「何度おつかいに走らされても最後は必ず帰宅するんだ!」
という子どものやる気を表します(=^x^=)
【②転ぶのは7回だけとは限らない説】
転んだ数だけ立ち上がる「七転び七起き」だったとしましょう
では8回転んだら?
「いや、8回はさすがに無理…」
くじけてしまっては残念です
だから
「8回だって、9回だって、何度だって立ち上がるぜ!」
という不屈のチャレンジ精神を表しているのです
【③転ぶんじゃない、ひっくり返るんだ説】
七転八起の語源は中国の故事で「七顛八起」と書きます
日本で「顛」という漢字をあまり使わなくなったため「転」が当てられたといわれます。
もともとの「顛」には「ひっくり返る」という意味があります
たとえば
表=良い状態
裏=悪い状態
だったとして
「表から8回ひっくり返るとまた表に戻る」ということ
回数については中国で縁起の良い「八」が当てられたとのこと
いかがですか(=^x^=)
それぞれ、なるほどと思えるところがありますね
自分なりの解釈を考えてみるのもいいかもしれません
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☆オマケ☆
「なんで8なの?」シリーズをもう一つ(=^x^=)
ヤマタノオロチ
ご存じですよね
頭が八つあるキングギドラのような姿で
日本神話に登場する伝説の大蛇です
漢字で書くと
「八岐大蛇」
かの有名なのび太くんも
ドラえもんに疑問を投げかけました
「頭が八つならマタは七つだからナナマタノオロチじゃないの?」
のび太くんに共感して
この疑問を解決した人もいるかもしれませんが
解説します(=^x^=)
「八岐」の「岐」には「分かれる」という意味があり
「八岐」とは「八つに分かれている」という意味になります
「道が二岐に分かれる」というと「道が二本」と理解しますよね
ヤマタノオロチは頭が八つに分かれているから「八岐」なのですね
「股間」という意味で使われる「分かれ目の部分」の数ではないわけです
もう一つ
「輪になっていたらマタも八つだよ」
という説もあります
どういうこと???
イメージは
円陣を組むようにして輪っか状に頭が連なっている大蛇…
とても動きにくそうです
その場でずっと回っていそうです
そんな大蛇いないでしょうと笑い飛ばしたくなりますが
なんせ彼(彼ら?)は伝説の大蛇ですからね
あり得ないと断定はできません
もしかしたら円陣を組んで互いの顔を見合わせ抜群のチームワークで暴れまわっていたのかもしれませんね(=^x^=)
☆身近なマタを数えてみよう☆
猫の足は計4本
マタは
前足側に1マタ
後ろ足側に1マタ
計2マタかなと思いますが
輪っか説で考えると
右前足と右後ろ足
左前足と左後ろ足
それぞれの間もマタと考えられるので
計4マタともいえます
しっぽも入れるとさらにマタが増えますね(=^x^=)
何マタでもかわいい猫ってすばらしい♡
皆さんも身近なマタを数えてみてください(=^x^=)
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最後までお付き合いいただき
ありがとうございます(=^x^=)♡
ご意見・ご感想・ご要望などコメントもお気軽に☆
逆に「七転八倒」とか「四苦八苦」とかマイナス的なものもあったりします。
ヤマタノオロチ、なるほど。そうだったんですね。
八といえば、末広がりを表すと言いますね。
ググってみると、寒川神社に以下の内容が書かれていました。
「八」は日本人が好む数字であり、最高位を占める数です。
八を「末広がり」といって喜ぶのは、裾が開いた形からくるイメージです。八を数字「8」で表し、8を横にすると∞となり、西洋では宇宙にすえひろがりに広がる、無限という意味にもなります。
八という数字は、中国では古くより非常に重大な意味をもっていました。紀元前十世紀ごろまとめられた易経における八卦に関係していて、宇宙のすべては、陰と陽を八卦で組み合わせることによって生まれるとされています。
わが国最初の書物「古事記」、また「日本書紀」には、八へのこだわりが多く見られます。大八島、八尋殿、八咫烏、八十建,八衢、八重雲・・・、三種の神器は、八咫鏡・八十握剣、八坂瓊勾玉と、鏡、剣、玉にみな八の形容詞を冠らせています。八は多大の意の日本における聖数であり、呪力のある数といえるのです。
へー、なるほど。
そういえば、渋谷駅前のハチ公は、「ハチ」って呼ばれてたんだよな。
関係ないけど。
末広がりといえば、「すゑひろがりず」が頭をよぎったりします(;^_^A
八って、面白いですね。
ゴーシさん勉強になります!
ありがとうございます(=^x^=)
8は形が∞だなとは思っていましたが
西洋でも末広がりと同じような意味で捉えられているのですね〜
渋谷のハチも∞に待ち続けていましたよね
すゑひろがりず…笑 注目しておきます!笑